強羅温泉でのんびり、箱根美術館と庭園めぐり1泊2日


1日目は、強羅駅に10時36分ごろ着いたら、歩いておよそ9分の箱根美術館から旅を始めましょう。実業家・岡田茂吉(1882〜1955)が集めた古美術品を紹介する美術館です。岡田茂吉は日本・中国・南アジアなどの古美術品を熱心に収集し、1952年にこの地に美術館を開館させました。敷地『神仙郷』は、岡田茂吉が戦中から戦後にかけて自ら造成したもので、約130種の苔と200本以上のイロハモミジを組み合わせた『苔庭』は、多くの人を魅了する美しさといわれています。館内では、岡田茂吉が集めた陶磁器などの古美術品もあわせて鑑賞できます。改修工事で休館している時期があるので、開館の状況は公式サイトで確かめましょう。この後は、歩いておよそ6分、強羅公園へ向かいましょう。

箱根美術館から歩いておよそ6分の強羅公園は、大正3年(1914年)に開園した、日本で最も古いフランス式整型庭園とされます。斜面地に噴水池や花壇を左右対称に配置した、幾何学的で整然としたデザインが特徴で、開園当初は華族をはじめとする上流階級の人々が親睦や保養のために利用する施設だったと伝えられています。戦後の1957年になって一般に開放され、現在は公園全体が国登録記念物に登録されています。桜やつつじ、あじさい、バラなど、四季を通じて折々の花が楽しめる公園としても親しまれています。園内の『熱帯植物館』には、国内最古といわれる巨大なブーゲンビレアや、日本で初めてとされる熱帯ハーブ専門の温室があり、外の庭園とはまた違った緑の世界を楽しめます。斜面を利用した園内は起伏があるので、歩きやすい靴で散策しましょう。この後は、歩いておよそ7分、強羅のあたりで昼食にしましょう。
強羅公園から歩いておよそ7分、強羅駅のあたりに着きます。駅のまわりには食事処が並んでいます。お店を選んで、ゆっくり昼食をとりましょう。この後は、ケーブルカーでおよそ10分の早雲山駅へ向かいましょう。
強羅駅からケーブルカーでおよそ10分、ロープウェイの起点、早雲山駅に着きます。駅舎2階の「cu-mo箱根」には展望テラスと足湯があり、強羅の町並みや、晴れた日には相模湾まで見渡すパノラマを楽しめます。足湯につかりながら、これから向かう大涌谷への空中散歩に思いをはせてみましょう。この後は、ロープウェイでおよそ10分、大涌谷へ向かいましょう。
早雲山駅からロープウェイでおよそ10分、大涌谷に着きます。およそ3,000年前の箱根山の水蒸気爆発によってできた爆裂火口跡で、今も白い噴煙が立ちのぼり、あたりには硫黄の匂いが漂っています。ロープウェイの車窓からは、噴気を上げる谷の様子とともに、天気が良ければ富士山の姿も望めます。大涌谷の散策エリアに立ち入る際は、事前にウェブサイトから予約が必要なので、訪れる前に確かめておきましょう。火山ガスが出ているので、ぜんそくや心臓などに持病のある人は気をつけ、立ち入りの規制は公式の案内で確かめましょう。この後は、タクシーでおよそ18分、箱根ガラスの森美術館へ向かいましょう。タクシーは、前もって予約しておくと安心です。
大涌谷からタクシーでおよそ18分、仙石原の緑に囲まれた箱根ガラスの森美術館に着きます。ヴェネチアン・グラスを専門に紹介する美術館で、15世紀から19世紀にかけてのヴェネチアングラスの名品や、現代作家によるガラス作品を展示しています。庭園からエントランスへと続く橋には、高さおよそ9m、全長およそ10mのクリスタル・ガラスのアーチが架けられており、およそ16万粒のガラスが箱根の風にゆれてさまざまな表情を見せてくれます。ガラス細工の体験工房も併設されているので、時間があれば挑戦してみましょう。この後は、タクシーでおよそ8分、ポーラ美術館へ向かいましょう。
箱根ガラスの森美術館からタクシーでおよそ8分、仙石原の森の中にあるポーラ美術館に着きます。印象派から現代アートまで、国内外の絵画や工芸品を幅広く所蔵する私立美術館で、ガラス張りの開放的な建物が、周囲のブナ林と一体となった景観を作り出しています。展示だけでなく、建物と森を一緒に楽しめる遊歩道も整備されており、芸術と自然の両方を味わえる場所です。この後は、タクシーでおよそ13分、今夜の宿がある強羅温泉へ向かいましょう。
ポーラ美術館からタクシーでおよそ13分、箱根の温泉街の一つ、強羅温泉に着きます。この温泉地は、明治27年(1894年)に早雲山からの引き湯によって温泉開発が始まるまでは、家一軒ない草原地帯だったと伝えられています。大正8年(1919年)に箱根登山鉄道が開通すると、温泉付きの別荘地として分譲が進み、次第に温泉地としての姿を整えていきました。箱根十七湯と呼ばれる箱根の温泉地の中では、比較的新しく開かれた温泉地です。その後、昭和27年(1952年)に初めて温泉の掘削に成功し、以後、独自の源泉が次々と発見されていったといわれています。『強羅』という地名の由来には、岩石が積み重なった傾斜地で石がごろごろしていることから来たという説のほか、サンスクリット語(梵語)で『石の地獄』を意味する言葉に由来するという説も伝えられています。今夜の宿にチェックインしたら、ケーブルカーや宿からの夜景を楽しみながら、湯につかって明日への英気を養いましょう。浴場ではほかの入浴客を撮らないようにしましょう。

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