彫刻の森美術館と芦ノ湖クルーズ、箱根の芸術と絶景を楽しむ日帰りプラン

この旅は、登山電車やケーブルカー、ロープウェイ、船と歩きでめぐります。箱根湯本駅から箱根登山電車で約40分の彫刻の森駅へ行き、歩いてすぐ。1969年に開館した美術館で、創設者は、彫刻のための美術館が日本にはまだなかったことから、彫刻の発展に役立てたいと考えたといわれます。彫刻家の井上武吉が設計した、丘や小川、池のある敷地に、近代と現代の彫刻が自然と溶け込むように並び、所蔵する作品は2,000点あまりにのぼります。フランスのステンドグラス作家、ガブリエル・ロアールによる高さ18mの塔の作品も見どころです。
彫刻の森駅から登山電車で1駅の強羅駅へ行き、歩いて約5分(あわせて約15分)。大正3年(1914年)に開園した、日本で最も古いフランス式の整形庭園とされる公園で、桜やつつじ、しゃくなげ、あじさい、バラなど、季節ごとの花が咲きます。園内のクラフトハウスでは、陶芸や吹きガラスの体験もできます。
強羅公園の上の公園上駅からケーブルカーで早雲山駅へ行き、ロープウェイに乗り換えて大涌谷へ(乗り換えを含めて約35分)。約3000年前、箱根の最高峰・神山が起こした水蒸気爆発でできた火口の跡で、今も噴気が立ちのぼる、箱根を代表する眺めの場所です。温泉の池でゆでた名物の黒たまごもあります。火山ガスが出ているので、ぜんそくや心臓の病気のある人、体調のすぐれない人は気をつけましょう。食事の店もあるので、ここで昼食にしましょう。火山活動や火山ガスの状況によって、立ち入りが規制されたり、ロープウェイが運休したりすることがあるので、出かける前に最新の情報を確かめましょう。
大涌谷からロープウェイで終点の桃源台駅へ行き、歩いて約10分(あわせて約30分)。芦ノ湖の北の湖尻園地にある学習施設で、模型やパネル、標本などで、箱根の動植物の暮らしを学べます。休館日は公式の案内で確かめましょう。
ビジターセンターから歩いて約10分の桃源台港から、箱根海賊船で芦ノ湖を南へ渡り、箱根町港まで約25分。海賊船は、桃源台港と箱根町港・元箱根港を約25〜40分で結ぶ船で、船の中には3Dアートや海賊のオブジェもあります。晴れた日は、デッキから湖を囲む山々を眺めましょう。デッキは揺れることがあるので、手すりにつかまり、足元に気をつけましょう。運航の時刻は公式の案内で確かめましょう。
箱根町港から歩いて約10分。江戸時代の交通の歴史を伝える大切な遺跡で、当時の職人の技や道具を使って、約150年ぶりに芦ノ湖のほとりによみがえりました。建物の中を見学しながら、江戸時代の旅のきびしさにふれましょう。入場は閉館の30分前までなので、時刻を公式の案内で確かめましょう。

関所から旧街道の杉並木を通って、湖のほとりを歩いて約30分。奈良時代の天平宝字元年(757年)に、万巻上人が神のお告げを受けて祀ったのが始まりと伝えられる神社です。東国へ向かう坂上田村麻呂がお参りして願いがかなったと伝えられ、武将たちの信仰を集めて、中世からは関東の総鎮守として、歴代の幕府に大切にされてきました。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。帰りは、元箱根のバス停から箱根登山バスで箱根湯本駅へ戻りましょう。

神奈川県1泊2日
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