由布院駅と金鱗湖、由布岳のふもとの寺社をめぐる由布院さんぽプラン

本日は由布院駅からスタートです。由布院駅は、プリツカー賞を受賞した建築家・磯崎新の設計で、平成2年(1990)に竣工した駅舎です。礼拝堂をイメージしたという駅舎は、建物全体が黒で統一された木造建築で、ロビーは高さおよそ12mの吹き抜けになっており、改札を通らずにそのままプラットホームへ抜けられるつくりが特徴です。駅前からは、観光辻馬車が発着しており、御者の案内でのんびりと町を巡ることもできます。見学を終えたら、歩いておよそ11分、COMICO ART MUSEUM YUFUINへ向かいましょう。
由布院駅から歩いておよそ11分、COMICO ART MUSEUM YUFUINに着きます。建築家・隈研吾が設計した現代美術館で、平成29年(2017)に開館しました。由布院の町並みに溶け込む焼杉の外壁が特徴の建物に、草間彌生、杉本博司、村上隆、奈良美智ら、7名の作家による46点の作品が常設展示されています。2階テラスにある奈良美智の彫刻作品「Your Dog」は、由布岳を背景にした撮影スポットとしても知られています。見学を終えたら、歩いておよそ15分、佛山寺へ向かいましょう。
COMICO ART MUSEUM YUFUINから歩いておよそ15分、佛山寺に着きます。由布岳の山岳信仰の場として古くから親しまれてきた、臨済宗の古刹です。茅葺き屋根の山門が風情を感じさせ、秋には紅葉の名所としても知られています。境内の座禅堂では座禅や写経の体験もできるので、日程や申し込みは公式の案内で確かめましょう。寺の前に続く石垣沿いは、観光辻馬車の停留所にもなっています。静かに、敬意をもってお参りしましょう。見学を終えたら、歩いておよそ11分、天祖神社へ向かいましょう。
佛山寺から歩いておよそ11分、天祖神社に着きます。社伝によれば、第12代景行天皇の時代の創建と伝わる、金鱗湖のほとりに鎮座する神社です。湖上に立つ石の鳥居は、天保7年(1836)の寄進と伝わります。湖に住んでいた龍が、天祖の神との約束を守って湖での暮らしを許されたという伝説も残っています。静かに、敬意をもってお参りしましょう。見学を終えたら、歩いておよそ2分、金鱗湖へ向かいましょう。

天祖神社から歩いておよそ2分、金鱗湖に着きます。由布岳のふもとに広がる小さな湖です。もとは「岳下の池」と呼ばれていましたが、明治17年(1884)、学者・毛利空桑が、夕日に照らされて金色に輝く魚のうろこを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられています。湖畔には、茅葺き屋根が目印の共同浴場「下ん湯」があります。共同浴場なので、中をのぞいたり、ほかの入浴客を撮影したりしないようにしましょう。冬の早朝には、湖面から立ちのぼる幻想的な朝霧を見られることもあります。湖の周りをのんびりと歩いて、由布院を代表する風景を楽しみましょう。この後は、歩いておよそ8分、湯の坪街道で昼食にしましょう。
金鱗湖から歩いておよそ8分、湯の坪街道に着きます。由布岳の麓に続く、由布院を代表する目抜き通りです。柚子胡椒など大分の特産品を扱う土産物店や、とり天などのご当地グルメがいただける飲食店が軒を連ねているので、ここで昼食をとりましょう。通りから1本入った大分川沿いは、のどかな田園風景が広がる、静かな散策スポットとしても知られています。見学を終えたら、歩いておよそ16分、由布院空想の森アルテジオへ向かいましょう。
湯の坪街道から歩いておよそ16分、由布院空想の森アルテジオに着きます。平成14年(2002)に開館した、美術と音楽をテーマにした美術館です。名前はイタリア語の「arte(芸術)」と「gio(楽しみ)」を組み合わせた造語といわれています。マティスやジョン・ケージなど、絵と音を自由に横断した作家たちの作品を、館内に流れる音楽とともに鑑賞できます。くつろげるソファ席や、関連の書籍をそろえた読書室もあり、森の中でゆったりとした時間を過ごせます。見学を終えたら、タクシーを呼んで、およそ11分の大杵社へ向かいましょう。
由布院空想の森アルテジオからタクシーでおよそ11分、大杵社に着きます。社の隣に立つ大杉は、樹齢1000年以上ともいわれ、国の天然記念物に指定されています。根元の周囲およそ13.3m、樹高およそ38mの巨木で、幹の裏側にある空洞には神像が安置されています。木を保護するため、直接触れないようにしましょう。参道の先には、2体の狛犬が置かれています。静かに、敬意をもってお参りしましょう。見学を終えたら、歩いておよそ13分、宇奈岐日女神社へ向かいましょう。
大杵社から歩いておよそ13分、宇奈岐日女神社に着きます。社伝によれば景行天皇12年の創祀と伝わる神社です。かつて沼地だった由布院盆地で、人々が鰻(うなぎ)を沢沼の精霊として祀ったことが、社名の由来になったとも伝えられています。国常立尊をはじめとする6柱を祭神とすることから、「六所宮」とも呼ばれ、古くから地元の人々に親しまれてきました。境内には、観光辻馬車の停留所も置かれています。静かに、敬意をもってお参りください。見学を終えたら、タクシーを呼んで、およそ8分の狭霧台へ向かいましょう。

宇奈岐日女神社からタクシーを呼んで、およそ8分ほどです。狭霧台は、由布院と別府を結ぶ道沿い、標高およそ680mに位置する展望スポットです。由布院盆地の町並みを一望でき、由布岳を望む四季折々の景色が楽しめます。名前の由来にもなった「狭霧」と呼ばれる幻想的な朝霧は、特に冬の早朝に見られることがあります。九州でも有数のドライブコースとして知られる道沿いにあり、駐車場も備えた休憩スポットです。見学を終えたら、タクシーでおよそ11分の由布院駅へ戻り、帰路につきましょう。

大分県・由布院1泊2日
大分県・中津1泊2日
大分県・中津日帰り
大分県・中津日帰り