大正池と岳沢湿原、上高地から乗鞍高原の水辺と滝をめぐる日帰りプラン


この旅は車とシャトルバスでめぐります。JR松本駅の近くでレンタカーを借りて沢渡の駐車場まで約1時間、上高地はマイカーで入れないので、シャトルバスに乗りかえて約30分の大正池へ。大正4年の焼岳の噴火で、溶岩や泥流が梓川をせき止めてできた池で、できたころは広く、「梓湖」とも呼ばれていたとされます。今は面積が半分以下になり、立ち枯れの木も減りましたが、流れ込む土砂を取り除く作業を続けて、景色が守られています。風のない朝は、焼岳や穂高連峰が水面に映ります。焼岳は今も噴煙を上げる活火山なので、出かける前に火山の情報を確かめましょう。クマが出ることもあるので、鈴を鳴らすなどして音を立て、決められた道を歩き、出会ったら静かに離れましょう。
大正池からバスで約10分の上高地バスターミナルへ。河童橋を渡り、梓川の右岸の木道を歩いて約20分。岳沢から流れてくる水と善六沢が合わさるあたりに広がる小さな湿原で、サワラやチョウセンゴヨウなどの原生林に囲まれ、透き通った湧き水が流れています。展望デッキからは、正面に六百山と立ち枯れの木を望めます。木道から外れないように歩きましょう。
岳沢湿原から木道を戻って約15分。梓川に架かる木の吊り橋で、もとは両岸から木材をせり出した跳ね橋でしたが、明治43年に吊り橋になりました。芥川龍之介の小説『河童』に上高地や河童橋が描かれたことで、名が広く知られるようになったといわれます。橋のまわりには食事や喫茶のできる施設が集まっているので、ここで昼食にしましょう。
まいめの池から車で約5分、森の小道を歩いて約15分。乗鞍高原を代表する滝の一つで、清らかな流れが岩壁を落ちていきます。冬には滝が凍り、氷の滝になるといわれます。滝の近くは岩が濡れて滑りやすいので、足元に気をつけましょう。クマが出ることもあるので、鈴を鳴らすなどして音を立て、決められた道を歩き、出会ったら静かに離れましょう。
善五郎の滝から駐車場へ戻り、車で約10分の三本滝駐車場へ。針葉樹の森の道を歩き、吊り橋を渡って約20分(あわせて約45分)。日本の滝百選に選ばれた滝で、水源の異なる3本の滝が一か所に集まり、それぞれ違う流れの姿を見せます。かつては修験者が修行した場所と伝えられます。森の道では足元に気をつけましょう。クマが出ることもあるので、鈴を鳴らすなどして音を立て、決められた道を歩き、出会ったら静かに離れましょう。帰りは、駐車場まで歩いて戻り、車で約70分のJR松本駅の近くでレンタカーを返しましょう。

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