祖谷渓の展望台と落合集落、秘境の絶景と茅葺きの里1泊2日


この旅は、車でめぐります。JR阿波池田駅に10時半ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車でおよそ24分、祖谷渓 小便小僧展望台から旅を始めます。祖谷川が大きく蛇行しながらおよそ10kmにわたってV字形に深く刻んだ渓谷で、その形から「ひの字渓谷」とも呼ばれています。旧祖谷街道随一の難所とされたこの場所には、川面までおよそ170mという断崖絶壁が突き出しており、その先端に立つ小便小僧の像が展望台のシンボルとなっています。この像は昭和43年(1968)、徳島県出身の彫刻家・河崎良行氏によって制作されたもので、かつて祖谷街道の工事にあたった作業員や旅人たちが、ここで度胸だめしに用を足したという言い伝えにちなんで作られたと伝えられています。断崖の先に広がる深い渓谷美を、柵の内側から眺めましょう。崖の縁は大変危険ですので、柵を越えたり身を乗り出したりしないようにしましょう。続いては、車でおよそ19分の平家屋敷民俗資料館へ向かいましょう。
小便小僧展望台からは車でおよそ19分です。平家屋敷民俗資料館は、慶応3年(1867)建築の、三好市の重要有形文化財に指定された古民家を利用した資料館です。伝承によれば、平家の都落ちに従い屋島まで逃れた堀川内記が、平家滅亡ののち祖谷に入山し、山野に薬草が豊富なことに感動して秘薬を採取し、医業を営んだのがこの屋敷の始まりとされます。時代を経た建築と庭の老樹に囲まれ、四季折々の表情を見せる館内で、祖谷の歴史に触れましょう。
平家屋敷民俗資料館からは車でおよそ11分です。道の駅にしいやは、祖谷渓谷のほぼ中央に位置する道の駅です。祖谷そばやそば米雑炊など、地元の味覚を生かした軽食のほか、地元産直の野菜や土産物も並びます。ここで昼食をとり、午後に備えてひと休みしましょう。
道の駅にしいやからは車でおよそ18分です。龍宮崖公園は、高さおよそ70mの断崖にかかる吊り橋から、祖谷川を見下ろすことができる公園です。眼下に広がる深い谷と、揺れる吊り橋のスリルを味わいましょう。吊り橋では揺らしたり身を乗り出したりせず、足元に気をつけましょう。コテージやバーベキュー施設も備えた、ひと休みにも向いた場所です。
龍宮崖公園からは車でおよそ10分です。東祖谷歴史民俗資料館は、祖谷地域に伝わる平家の落人伝説と、かつての祖谷の暮らしを紹介する資料館です。急峻な山の斜面で暮らしてきた人々が使ってきた民具や衣類などが展示されており、秘境と呼ばれるこの土地の歴史を、じっくりと学ぶことができます。この夜は、京上のまわりの宿に泊まりましょう。

徳島県日帰り
徳島県日帰り
徳島県・鳴門1泊2日
徳島県・鳴門日帰り