祖谷のかずら橋、シラクチカズラで編まれた秘境の吊り橋プラン


この旅は車でめぐります。JR阿波池田駅の近くでレンタカーを借りて、車で約1時間の西祖谷へ。重さ約6トンのシラクチカズラを編んで造られた、長さ45m、幅2m、水面からの高さ14mの吊り橋で、国の重要有形民俗文化財に指定され、3年ごとに架け替えられています。日本三奇橋のひとつとされ、平家の落人が追っ手から逃れるために切り落とせるように造ったという説や、弘法大師が村人のために架けたという説などが伝えられています。足もとの隙間から谷底が見え、橋は揺れるので、両側の綱をしっかり握って、ゆっくり渡りましょう。
かずら橋から歩いて約5分。高さ約40mの滝で、昔、平家の落人が都をしのんでこの滝のそばで琵琶を奏で、心を慰め合ったことから名付けられたと言い伝えられています。天気によっては、しぶきに虹がかかることもあります。川辺へ下りる石段は滑りやすいので、足元に気をつけましょう。

琵琶の滝から駐車場へ歩いて戻り、車で約35分の大歩危峡へ(あわせて約40分)。結晶片岩が川の流れに削られてできた峡谷で、大歩危小歩危は国の天然記念物と名勝に指定されています。ここから出る遊覧船は約30分で、エメラルドグリーンの吉野川を進みながら、両岸にそびえる岩壁を間近に眺められます。施設の中のレストランで、峡谷を眺めながら昼食にしましょう。船の上では、指示に従い、身を乗り出さないようにしましょう。
遊覧船の乗り場から歩いて約5分。世界の珍しい石を集めた石の博物館と、地元に伝わる妖怪の話を紹介する妖怪屋敷を合わせた道の駅です。近くの山城町上名は、漫画にも登場する妖怪「児啼爺」の伝承が残る地とされ、館内には地元の人たちが手作りした妖怪の人形が数多く並びます。
道の駅から車で約35分、箸蔵山ロープウェイの乗り場へ。日本で初めての方式で架けられたとされるロープウェイで、長さ950mを約4分で山の上へ上ります(あわせて約40分)。天長5年(828年)に空海が金比羅神のお告げを受けて開いたといわれる真言宗の寺で、「こんぴら奥の院」としても知られています。境内は石段が多いので、足元に気をつけましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
ロープウェイで山を下り、車で約10分の池田の町なかへ(あわせて約15分)。交通の要所で、たばこの集まる地として栄えた池田の旧街道には、屋根の両端に「うだつ」を上げた古い家並みが残ります。幕末から明治にかけて栄えたたばこ製造業者の住まいを、たばこの歴史を伝える資料館として公開していて、四季の移ろう中庭も見られます。入館できる時間は公式の案内で確かめましょう。町並みには今も人が暮らしているので、静かに歩きましょう。帰りは、歩いて約5分のJR阿波池田駅の近くでレンタカーを返しましょう。

徳島県1泊2日
徳島県日帰り
徳島県・鳴門1泊2日
徳島県・鳴門日帰り