熊野三山をすべて巡る、世界遺産・熊野古道じっくり1泊2日

この旅は、新宮駅で借りたレンタカーと、熊野古道を歩く区間を組み合わせてめぐります。新宮駅に10:30ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車で熊野本宮大社前の駐車場まで約1時間。車を置いて、大社前のあたりで昼食にしましょう。お参りは、このあと熊野古道を歩いてきたあとにします。昼食のあとは、タクシーで発心門王子へ向かい、熊野古道を歩いて本宮まで戻ってきます。本宮町内のタクシーは台数が少ないため、前もって呼んでおきましょう。
本宮大社前からタクシーでおよそ18分です。発心門王子は、熊野古道 中辺路にある九十九王子の中でも、格式の高い五体王子の一つに数えられる場所で、「発心門」とは仏の道に帰依する心を発する入り口という意味です。ここから先が熊野本宮大社の神域とされてきました。ここから熊野本宮大社まで、およそ7kmの熊野古道を歩いていきます。大きな上り下りの少ない、歩きやすい道です。歩きやすい靴で、飲み物を持ち、明るいうちに歩き終えるようにしましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
発心門王子からは、熊野古道を歩いておよそ90分です。伏拝王子は、中辺路を歩いてきた参詣者が、初めて熊野本宮大社(旧社地の大斎原)を見ることができた場所です。あまりの尊さに、その場で伏して拝んだことが名前の由来と伝えられています。ここからしばし休み、この先に待つ熊野本宮大社への思いを新たにしてみましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
伏拝王子からは、熊野古道を歩いておよそ80分です。熊野本宮大社は、全国に4700社を超えるという熊野神社の総本宮で、熊野三山(本宮・速玉・那智の各大社)の中心に位置づけられています。社殿はもともと、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある中州「大斎原」にありましたが、明治22年(1889)の大洪水で多くの建物が流失し、明治24年(1891)、流失を免れた上四社が現在の場所に移築・再建されました。熊野三山に共通して祀られる、導きの神鳥「八咫烏」は、日本サッカー協会のシンボルマークとしても知られています。大社から歩いて数分の大斎原には、高さおよそ34mの大鳥居が立っています。時間があれば立ち寄ってみましょう。境内では静かに、敬意をもってお参りください。続いては、車でおよそ15分の湯の峰温泉・つぼ湯へ向かいましょう。
熊野本宮大社からは車でおよそ15分です。湯の峰温泉は、開湯およそ1800年と伝わる、日本最古とされる温泉です。その中心にある岩風呂「つぼ湯」は、いにしえの熊野詣の人々が、参拝の前後に身を清めた湯垢離場で、平成16年(2004)、熊野三山・熊野古道とともにユネスコの世界遺産に登録されました。実際に入浴できる世界遺産としては、世界でここだけとされています。日によって湯の色が変わるともいわれる、天然の岩風呂で旅の疲れを癒やしましょう。浴場ではほかの入浴客を撮らず、施設の決まりに従いましょう。長湯を避けて、こまめに水分をとりましょう。今夜は湯の峰温泉の宿に泊まります。

和歌山県日帰り
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