大沼公園まで足をのばす、自然とグルメの函館たっぷり1泊2日


函館駅に10時半ごろ着いたら、駅前でレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、大沼国定公園まで車でおよそ40分。北海道らしい雄大な自然が広がる公園です。駒ヶ岳という活火山が過去に噴火や大崩落を繰り返してきた歴史を持ち、そのときに発生した泥流が周辺の川をせき止めたことで、大沼・小沼・蓴菜沼という湖沼群が誕生したとされています。1915年(大正4年)には大分県耶馬渓・静岡県三保の松原とともに「新日本三景」に選定され、1958年(昭和33年)には全国で13番目の国定公園として指定されました。「大沼」はアイヌ語の「ポロト(大きな湖)」、「小沼」は「ポント(小さな湖)」に由来するといわれています。公園広場から西大島橋を渡り、2つの島を歩く「大島の路」は約15分の散策路で、橋を渡って左手の岸からは駒ヶ岳が正面に見えます。大沼公園駅から公園広場にかけては食事のできる店が集まっているので、ここで昼食にしましょう。この後は、歩いておよそ4分、遊覧船の乗り場へ向かいましょう。
大沼国定公園から歩いておよそ4分、遊覧船の乗り場に着きます。大沼と小沼をめぐる約30分の遊覧船で、湖上から駒ヶ岳や、湖に浮かぶ島々を眺められます。陸からの散策とはまた違う、水の上ならではの景色を楽しめます。船は揺れることがあるので、手すりにつかまって過ごしましょう。この後は、車でおよそ30分、五稜郭公園へ向かいましょう。

大沼の遊覧船の乗り場から車でおよそ30分、函館観光で欠かせない、星形の堀が印象的な五稜郭公園に着きます。蘭学者・武田斐三郎の設計により、1857年(安政4年)に幕府の箱館奉行所として着工し、7年の歳月をかけて1864年(元治元年)に完成しました。稜堡式と呼ばれる西洋式の築城技術が採用され、死角をなくして側面から反撃できるよう工夫されているのが特徴です。1914年(大正3年)に一般公開の公園として開放されて以降、多くのソメイヨシノが咲く桜の名所としても親しまれています。堀に架かる一の橋を渡って、郭の中を歩いてみましょう。地上からは星形の全容をつかみにくいので、次に訪れる五稜郭タワーからの俯瞰であらためてその形を確かめてみましょう。
五稜郭公園から歩いておよそ3分、箱館奉行所に着きます。江戸時代末期、五稜郭の築造とあわせて移転新築された奉行所の庁舎で、箱館戦争ののちに解体されましたが、平成22年(2010)、およそ140年ぶりに部分復元されました。もとの庁舎全体およそ3000平方メートルのうち、正面玄関と太鼓櫓のある大棟、大広間や表座敷、役人の執務室など、およそ3分の1にあたる部分が木造で立体的に復元されています。宮大工をはじめ、全国から集められた職人の技が光る建物を、じっくり見学しましょう。この後は、歩いておよそ7分、五稜郭タワーへ向かいましょう。
箱館奉行所から歩いておよそ7分、五稜郭タワーに着きます。五稜郭公園とセットで訪れたい展望タワーです。実はこれは2代目のタワーで、初代は五稜郭築造100年を記念して1964年(昭和39年)に建設されたものでした。老朽化にともない、2006年(平成18年)に建て替えられたのが現在の姿です。高さは避雷針を含め約107mあり、地上約90mの展望2階から星形の五稜郭を一望できます。展望台そのものが五角形、塔の断面も星形になっているなど、随所に五稜郭の星形をモチーフにしたデザインが取り入れられています。2014年には五稜郭が築造150年の節目を迎えました。先ほど歩いた堀の全景を、今度は上空から確かめてみましょう。見学を終えたら、車でおよそ12分の函館駅前でレンタカーを返しましょう。この夜は、函館駅のまわりの宿に泊まりましょう。

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