猪苗代湖、「天鏡湖」と呼ばれる定番日帰りプラン


猪苗代駅前でレンタカーを借りて、今日はまず猪苗代湖畔の志田浜から始まります。福島県を代表する湖で、その澄んだ水面が空を映すことから「天鏡湖」の別名でも親しまれています。面積は琵琶湖、霞ヶ浦、サロマ湖に次いで日本で4番目の広さを誇り、福島県最大の湖とされています。湖の向こうには磐梯山がそびえ、季節や天候によって表情を変える湖面と山の景色は、多くの文人や画家にも愛されてきました。志田浜は湖水浴やボート遊びでも知られる、猪苗代湖を代表する浜のひとつです。湖畔を歩けば、澄んだ水と雄大な山並みが織りなす、福島県を代表する景観をゆったりと味わえます。この後は、車でおよそ16分、天鏡閣へ向かいましょう。
志田浜から車でおよそ16分、天鏡閣に着きます。もとは有栖川宮家、のちに高松宮家の別邸として建てられた洋館で、猪苗代湖を見下ろす高台に立っています。本館・別館・表門は、昭和54年(1979)に国の重要文化財に指定されました。内部には、当時の洋風の調度品がそのまま残されていて、皇族の避暑地としての優雅な暮らしぶりをうかがうことができます。この後は、車でおよそ7分、野口英世記念館へ向かいましょう。
天鏡閣から車でおよそ7分、野口英世記念館に着きます。かつて千円紙幣の肖像にもなった細菌学者・野口英世は、明治9年(1876)、この地に生まれました。幼名は清作といいます。記念館には、文政6年(1823)に建てられた生家の農家主屋(寄棟造・茅葺)が残されていて、国の登録有形文化財に指定されています。館内では、黄熱病の研究などで世界的に活躍した野口英世の歩みを、遺品や資料とともにたどれます。見学を終えたら、このあたりの食事処でゆっくり昼食の時間をとりましょう。この後は、歩いておよそ3分、会津民俗館へ向かいましょう。
野口英世記念館から歩いておよそ3分、会津民俗館に着きます。会津地方の古い民家を移築・保存した施設で、かやぶき屋根の建物が軒を連ねています。昔の暮らしの道具や、会津地方の民俗資料も展示されていて、当時の暮らしぶりを感じられます。野口英世記念館とあわせて、会津の歴史と文化にふれるひとときを過ごしましょう。この後は、車でおよそ9分、土津神社へ向かいましょう。

会津民俗館から車でおよそ9分、土津神社に着きます。会津藩の初代藩主・保科正之を祀る神社で、正之自身の遺言にもとづいて、延宝3年(1675)に創建されました。戊辰戦争で社殿を焼失しましたが、明治13年(1880)に再建され、現在の姿になっています。境内にそびえる大きな石碑は、高さおよそ7.3m、重さおよそ30tにもおよび、日本有数の規模とされています。会津藩の礎を築いた名君の足跡を、静かな境内でしのびましょう。参拝の際は、敬意を込めて手を合わせましょう。この後は、車でおよそ16分、諸橋近代美術館へ向かいましょう。
土津神社から車でおよそ16分、裏磐梯の諸橋近代美術館に着きます。シュルレアリスムの巨匠・サルバドール・ダリの作品346点を所蔵する美術館で、スペインのダリ劇場美術館、アメリカのダリ美術館に次ぐ、世界で3番目のダリ美術館とされています。磐梯山の麓、五色沼のそばという自然豊かな環境の中で、ダリの独創的な作品世界にひたることができます。この後は、車でおよそ4分、磐梯山噴火記念館へ向かいましょう。
諸橋近代美術館から車でおよそ4分、この旅の締めくくり、磐梯山噴火記念館に着きます。明治21年(1888)7月15日、磐梯山で起きた水蒸気爆発から100年を記念して、昭和63年(1988)に開館しました。この噴火では、小磐梯と呼ばれた山頂部分が大きく崩れ、大きな被害をもたらしました。崩れ落ちた岩や土砂は川をせき止め、桧原湖をはじめとする大小の湖沼群を生み出しました。映像や展示を通して、磐梯山の壮大な自然の成り立ちと、火山とともにある暮らしを学べます。猪苗代湖から裏磐梯までをめぐる旅はこれで終わりです。レンタカーは、帰りに猪苗代駅前で返却しましょう。

福島県・会津若松3泊4日
福島県・会津若松日帰り
福島県・会津若松日帰り
福島県・いわき1泊2日