五稜郭と函館山、定番の絶景と歴史を1日で巡るプラン


タワーを降りたら、星形の五稜郭へ。幕府の命を受けた蘭学者・武田斐三郎が設計した西洋式の城郭で、安政4年(1857年)に着工し、ほぼ工事が完成した元治元年(1864年)に、箱館の奉行所がここへ移りました。大正3年(1914年)に公園として一般に開放され、5,000株の桜の苗木が植えられて、北海道でも有数の桜の名所になっています。昭和27年(1952年)には国の特別史跡に指定されました。
五稜郭の中に建つ箱館奉行所へ。箱館戦争が終わった2年後の明治4年(1871年)に解体されましたが、それから約140年後の平成22年(2010年)、4年の工期をかけて、できるかぎり建築当時の材料と日本の伝統的な工法を使い、庁舎の3分の1の規模で復元されました。幕末の箱館と五稜郭の歴史を、展示で学ぶことができます。
赤レンガ倉庫から函館山のほうへ歩いて八幡坂へ。函館山からの夜景と並んで、函館のビュースポットとしてよく紹介される坂で、坂の上からは青函連絡船記念館摩周丸を正面に望めます。坂の名は、かつて坂の上に函館八幡宮があったことに由来し、八幡宮は大火の被害を受けて、明治13年(1880年)に今の谷地頭町に移りました。冬には「はこだてイルミネーション」で、街路樹と石畳が照らし出されます。坂道なので、雨や雪の日は足元に気をつけましょう。
八幡坂から歩いてすぐ。明治40年(1907年)の函館大火で町会所や商業会議所が焼失したため、住民の集会所や商業会議所の事務所として、明治43年(1910年)に建てられた洋風建築の代表的な建物です。建築費約5万8千円のうち5万円を、豪商の初代・相馬哲平が寄付しました。左右対称の形や、コリント様式の円柱で支えられたバルコニーをもつコロニアルスタイルの建物で、明治44年(1911年)には皇太子(のちの大正天皇)の宿泊所にもなりました。昭和49年(1974年)に国の重要文化財に指定され、大規模な保存修理を経て、2021年にリニューアルオープンしました。

公会堂から歩いて函館山ロープウェイの山麓駅へ向かい、約3分の空中散歩で山頂へ。標高334mの函館山は、牛が寝そべったような姿から「臥牛山」とも呼ばれます。明治時代から昭和20年まで軍の要塞として立ち入りが禁じられていたため、結果として植物や野鳥などの豊かな自然が残り、今も砲台など戦争の跡が見られます。山頂の展望台からは函館の街並みを見渡せます。夜景で知られる場所で、日の入りの時刻が近づくと混み合うので、昼の景色をゆっくり楽しみましょう。山頂は風が強いので、寒さ対策をして出かけましょう。

北海道1泊2日
北海道2泊3日
北海道・富良野・美瑛日帰り
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