伊勢神宮外宮、豊受大御神を祀る「外宮先祭」の宮を巡るプラン


この旅は歩きと電車でめぐります。近鉄・JR伊勢市駅から歩いて約5分。神宮のお祭りは、まず外宮で行う「外宮先祭」がならわしで、お参りも外宮から内宮へと進むのが昔からの順とされます。高倉山を背にした外宮には、天照大御神のお食事をつかさどる豊受大御神がまつられています。正宮のあとは、98段の石段を上った丘の上の多賀宮、山田の町の守り神で、別宮のなかでただ一つ東を向くとされる土宮、元寇のときに強い風で敵を退けたと伝わる風宮もめぐりましょう。参拝の時間は公式の案内で確かめましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
外宮の正宮から、まがたま池のほとりへ歩いて約5分。20年ごとに社殿を建て替える式年遷宮を紹介する博物館です。外宮の正殿の東側を原寸大で再現した展示や、外宮の建物の並びを20分の1で表した模型があり、遷宮のたびに新しくつくる714種・1,576点の装束や神宝、約1万本の檜と足かけ9年をかける造営の工程も紹介しています。神宮の職員による展示の案内の時間や休館日は、公式の案内で確かめましょう。
月夜見宮から歩いて約6分。駅のまわりで昼食にしましょう。今も人が暮らし、商いをしている町なので、静かに歩きましょう。
倭姫宮から森の中を歩いて約5分。平成5年(1993年)の式年遷宮を記念して開かれた美術館で、文化勲章を受けた人や人間国宝などが、遷宮を祝って神宮に納めた絵画・書・彫刻・工芸を展示しています。建物は建築家の大江宏が設計したもので、ゆるやかな屋根の4つの棟が中庭を囲み、広い窓から四季の庭を眺められます。
美術館から歩いて約5分。農業館は明治24年(1891年)に建て始められた展示館で、「自然の産物がどれほど役に立つか」をテーマに、農業を中心に林業や水産業の品々を紹介しています。平等院鳳凰堂を思わせる和洋折衷の木造の建物です。となりの徴古館は明治42年(1909年)に開かれ、赤坂離宮を手がけた片山東熊が設計した、外壁に備前焼の煉瓦を用いたルネサンス様式の建物です。開館の時間と休館日は公式の案内で確かめましょう。帰りは、五十鈴川駅まで歩いて約15分、近鉄で伊勢市駅へ戻りましょう。

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