石舞台と高松塚古墳、レンタサイクルで巡る飛鳥・古代ロマン日帰りプラン


この旅は自転車でめぐります。近鉄飛鳥駅前のレンタサイクルの営業所で自転車を借りて、約10分の高松塚古墳へ。国営飛鳥歴史公園の高松塚周辺地区には、高松塚と中尾山の2つの古墳があります。高松塚古墳は男女の群像を描いた壁画で知られ、壁画そのものは保存のため石室ごと取り出されていてふだんは見られませんが、古墳のそばの壁画館で模写を見られます。公園には、壁画に描かれた星宿をモチーフにした広場もあります。古墳はお墓でもありますので、静かに見学しましょう。自転車は車に気をつけて、交通ルールを守って走りましょう。
天武・持統天皇陵から自転車で東へ約5分。田畑のそばにある花崗岩の石造物で、亀に似たどこかユーモラスな顔が彫られています。田の境を示す石だったという説など、何のために造られたのかには諸説あり、はっきりとは分かっていません。
橘寺から自転車で東へ約10分。国営飛鳥歴史公園の石舞台地区の中心にある、日本最大級の方墳です。盛り土がまったく残らず、巨大な横穴式の石室がむき出しになっていて、天井の石の上が広く平らで舞台のように見えることから、古くから「石舞台」と呼ばれてきました。30あまりの岩の重さは合わせて約2300トン、天井の石だけで約77トンあるとされ、当時の土木や運ぶ技術の高さがうかがえます。2026年には世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産になりました。石室の中にも入れます。古墳はお墓でもありますので、静かに見学しましょう。
石舞台古墳の西どなりにある農村レストランでは、明日香村でとれた野菜や古代米を使った、四季の食材の料理を味わえます。となりには、とれたての野菜や果物、手づくりの小物を並べた店もあります。ここで昼食にしましょう。
岡寺から自転車で北へ約5分。伝飛鳥板蓋宮跡の東にある丘で、謎の石造物「酒船石」が残ります。丘では砂岩を積んだ石垣が見つかっていて、『日本書紀』の斉明天皇の時代の「宮の東の山に石を累ねて垣とす」という記事に合うことから、斉明天皇の「両槻宮」ではないかとも考えられています。丘への坂道では足元に気をつけましょう。
酒船石遺跡から自転車で約5分。「万葉集」をテーマにした県立の文化施設です。日本画家154人が万葉の歌をテーマに描いた作品の展示室や、万葉の時代を人形やジオラマで感じられる空間、万葉劇場があり、外には万葉庭園も広がります。休館日は公式の案内で確かめましょう。
万葉文化館から自転車ですぐ。『日本書紀』には、仏教を受け入れるかをめぐる争いのあと、蘇我馬子が法興寺(飛鳥寺)を造り始めたと記されています。本尊の釈迦如来坐像は「飛鳥大仏」と呼ばれ、日本最古級の仏像の一つといわれ、今も親しまれています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。見学のあとは、自転車で約15分の近鉄橿原神宮前駅の東口にある営業所で自転車を返し、近鉄で帰りましょう。借りた営業所と別の所で返せますが、返す時間は公式の案内で確かめておきましょう。

奈良県・奈良市内2泊3日
奈良県・奈良市内1泊2日
奈良県・吉野日帰り
奈良県・飛鳥1泊2日


