遠野物語の里をじっくり巡る、民話とオシラサマの1泊2日

この旅は車でめぐります。JR遠野駅に10時半ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車でおよそ6分、市街地のとおの物語の館へ。遠野の昔話や文化にふれられる施設で、かつての酒蔵を改装した「昔話蔵」では、遠野に伝わる民話や日本の昔話を音と映像で楽しめます。『遠野物語』の著者・柳田國男ゆかりの「柳田國男展示館」や、語り部の昔話を聞ける「遠野座」もあります。
物語の館から歩いて約5分。『遠野物語』の世界を映像やジオラマ、実物の資料で紹介する民俗の博物館です。遠野の人々の暮らしや文化を「町」「里」「山」に分けて展示し、市場のにぎわいや農村の四季を再現しています。シアターでは、『遠野物語』や民話を題材にした映像作品や、遠野盆地の雲海の映像が見られます。
博物館から歩いて約5分、すぐ裏の鍋倉山へ上がります。市街地の南の端、標高344mの鍋倉山にある中世の山城の跡で、岩手県内でも屈指の大きな山城跡とされます。寛永4年(1627年)に南部直栄が八戸から移り、ここを本拠に遠野を治めました。今は三の丸が公園になっていて、山の中腹には遠野南部家の当主をまつる南部神社があり、遠野の町並みを見渡せます。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。冬は城址への市道が通行止めになります。
鍋倉公園から歩いて約5分で物語の館のそばにとめた車に戻り、車で約11分、市街地の西へ。遠野の野菜や加工品、お菓子などが並ぶ道の駅で、フードホールでは地元の食材を使った食事ができます。ここで昼食にしましょう。展望デッキからは遠野の田園風景を眺められます。
道の駅から車で約20分、北東へ。全国有数の馬の産地として知られる遠野で、乗用馬の生産や育成のために整えられた施設です。ホースパークの厩舎は自由に見学でき、遠野の人々と馬の深いつながりを感じられます。関係者以外が入れない区域もあるので、案内に従い、馬を驚かせないよう静かに見学しましょう。開いている時間は公式の案内で確かめましょう。
馬の里から車で約10分、南へ。鎌倉時代にこの地を治めた阿曽沼氏が、城の鎮守として八幡宮を建てたのが始まりと伝えられる、遠野を代表する神社です。寛文元年(1661年)に今の場所へ移され、遠野まつりでは流鏑馬が奉納されます。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
八幡宮から車で約15分、市街地の西へ。江戸時代、たび重なる凶作で亡くなった人々を供養するため、大慈寺の義山和尚が、大小500の自然石に羅漢像を彫り続けたと伝えられる場所です。苔むした石に刻まれた羅漢の姿を見て歩きましょう。供養の場でもあるので、静かに、敬意をもって見学しましょう。山の中にあり、熊が出ることもあるので、熊鈴を持つなど備えて歩きましょう。
五百羅漢から車で約12分。縁結びの神様として知られる神社です。かつて境内の淵のほとりの芦に恋の願いを書いた紙を結ぶと、縁が結ばれるという話が『遠野物語拾遺』に残されています。今も社前の赤い布に、利き手ではない方の手で願いごとを書いて片手で結ぶと願いがかなうと伝えられています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。この夜は、車でおよそ7分の、遠野駅のまわりの宿に泊まりましょう。

岩手県日帰り
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岩手県1泊2日
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