唐戸市場と関門海峡、フグと絶景を楽しむ定番日帰りプラン


この旅は歩きと連絡船でめぐります。JR下関駅からバスで約10分の唐戸へ。唐戸市場は「関門の台所」と呼ばれる市場で、ふぐの取扱量が全国一の下関らしく、朝の店先には、新鮮な魚介がずらりと並びます。週末などには、にぎり寿司や海鮮丼、ふく汁などの屋台が並ぶ「活きいき馬関街」も開かれますが、日によっては開く時間がこのプランより遅いので、公式の案内で確かめましょう。市場の中は床がぬれていることがあるので、足元に気をつけましょう。
市場から唐戸の乗り場へ歩き、連絡船で約10分(あわせて約20分)。関門海峡に浮かぶ周囲1.6kmの小さな島で、正式な名は船島です。1612年に宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘をした地として知られ、敗れた小次郎の流派の名から「巌流島」と呼ばれるようになったといわれます。展望広場の武蔵と小次郎の像や、人工の砂浜に置かれた伝馬船、船島神社などをめぐりましょう。神社では静かに、敬意をもってお参りください。1973年までは島に人が暮らしていました。船の便は公式の案内で確かめましょう。
唐戸から連絡船で関門海峡を渡り、九州側の門司港へ。港のまわりには明治から大正のころの建物が残り、門司港レトロとして整えられています。飲食店も多いので、このあたりで昼食にしましょう。
門司港レトロから歩いて約10分。旧九州鉄道の本社だった赤レンガの建物を生かした鉄道の博物館で、明治時代に九州で造られた木造の客車や、なつかしい蒸気機関車などの実物の車両が並びます。休館日は公式の案内で確かめましょう。
記念館から歩いて約5分。大正3年(1914年)に門司駅として開業し、昭和17年(1942年)に門司港駅と名を改めた駅で、1988年に鉄道の駅舎として初めて国の重要文化財に指定されたとされます。左右対称のネオルネサンス様式の木造駅舎は、2019年に復原工事を終えています。構内には九州の鉄道の起点を示す「0哩(ゼロマイル)」の標もあります。今も使われている駅なので、ほかの利用者のじゃまにならないように見学しましょう。
門司港駅から歩いて約10分。関門海峡の昔と今を五感で感じられるミュージアムで、海峡にまつわる歴史を再現した展示や、大正時代の町並みの再現などがあります。休館日は公式の案内で確かめましょう。
ミュージアムから歩いて約15分。建築家・黒川紀章が設計した高層マンションの31階にある展望室で、高さ103mから関門海峡や門司港レトロの町並み、渡ってきた下関の町を見渡せます。住まいの建物の中にあるので、静かに見学しましょう。帰りは、門司港駅からJRで帰りましょう。下関へ戻るときは、門司港から連絡船で唐戸へ渡れます。

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