合掌造り民家園と明善寺、白川郷の暮らしをじっくり学ぶ1泊2日


この旅は車でめぐります。JR高山駅に11時ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車でおよそ50分。着いたら、まずこのあたりで昼食にしましょう。旅は、野外博物館合掌造り民家園からスタートです。荻町集落の南、庄川の左岸に位置する野外博物館で、昭和43年(1968)、葛地区の住民移転の際に受け取った合掌造り家屋の移築から始まり、昭和44年(1969)以降、村内で失われつつあった合掌造り家屋を、この地へ移築・保存する取り組みが進められてきました。園内には、岐阜県指定重要文化財9棟を含む、25棟もの合掌造り建築が移築されており、水車小屋や神社、お寺なども含めて、かつての白川郷の暮らしをまるごと体感できる構成になっています。18世紀の建築とされる山下家住宅など、貴重な古い合掌造りも保存されています。荻町の集落を歩くだけでは見えない、合掌造りの暮らしの細部を、じっくりと学びましょう。見学を終えたら、歩いておよそ8分の明善寺郷土館へ向かいましょう。
野外博物館合掌造り民家園を見学したら、歩いておよそ8分の明善寺郷土館へ向かいましょう。寺の創建は寛延元年(1748)と伝わります。現在の本堂は、文化3年(1806)ごろから用材を集め始め、文政10年(1827)に完成した、長い歳月をかけた建築で、高山出身の大工・水間宇助が手がけ、延べ9000人以上の労力を要したと伝えられています。向拝には、龍の頭をかたどった精緻な彫刻が施されています。鐘楼門は享和元年(1801)ごろの建立で、戦時中に供出された梵鐘は、戦後、高岡市の鋳金作家の手によって新たに鋳造されました。郷土館として公開されている庫裏は、文化14年(1817)ごろ、高山の大工によって建てられた、村内でも最大級の合掌造り建築の一つとされています。土壁造りで、木造よりも火に強いとされています。1階は、中央に囲炉裏を据えた居間で、かつての家族の暮らしを今に伝えています。2階の屋根裏部屋には、生活道具や台所用品などの民具が展示されており、合掌造りの屋根裏の構造もあわせて見学できます。今も法要が営まれるお寺ですので、静かに、敬意をもって見学しましょう。見学を終えたら、歩いておよそ4分の本覚寺へ向かいましょう。
明善寺郷土館を見学したら、歩いておよそ4分の本覚寺へ向かいましょう。明善寺は、寛延元年(1748)にこの本覚寺から分かれた一門によって開かれたと伝えられており、ゆかりの深いお寺です。境内には、大きな一本桜「おおたザクラ」があります。今も法要が営まれるお寺ですので、静かに、敬意をもって見学しましょう。見学を終えたら、歩いておよそ4分の長瀬家へ向かいましょう。
本覚寺を見学したら、歩いておよそ4分の長瀬家へ向かいましょう。明治30年(1897)に建てられた合掌造り家屋で、4層の屋根が特徴です。1階には長瀬家に伝わる美術品や仏具が、2階から上の屋根裏には、養蚕や生活に使われた道具が展示されています。木組みの小屋組みをじっくりと見上げながら、合掌造りならではの建築の工夫を見学しましょう。今もご家族が暮らす住まいの一部を公開しているため、公開されていない場所には入らないようにしましょう。見学を終えたら、歩いておよそ5分の和田家へ向かいましょう。

長瀬家を見学したら、歩いておよそ5分の和田家へ向かいましょう。江戸時代後期の建築とされる、白川郷でも最大級とされる合掌造り家屋で、国の重要文化財に指定されています。代々名主や番所役人を務めた家柄で、天正元年(1573)ごろから焔硝(煙硝)の取引で栄えたと伝えられています。1階には囲炉裏や生活用具が、2階から上の屋根裏には、かつて盛んだった養蚕に使われた道具が展示されています。今もご家族が暮らす住まいの一部を公開しているため、公開されていない場所には入らないようにしましょう。休館日があるため、訪れる前に公式サイトで確かめておきましょう。白川郷の暮らしを支えた、名家の住まいの造りをじっくりと見学しましょう。見学を終えたら、歩いておよそ18分の荻町城跡展望台へ向かいましょう(山道を上ります)。
荻町城跡展望台を見学したら、歩いておよそ10分の白川郷の湯へ向かいましょう。合掌造りの集落を望む、露天風呂のある日帰り温泉施設です。サウナも備えています。山道を歩いた体を、ゆっくりと温泉で癒やしましょう。ほかの入浴客を撮らず、施設の決まりに従いましょう。長湯を避けて、こまめに水分をとりましょう。今夜は白川郷の近くの宿に泊まります。

石川県・岐阜県3泊4日
岐阜県日帰り
岐阜県日帰り
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