栗林公園、国の特別名勝を歩く定番日帰りプラン


JR高松駅から電車でひと駅、栗林公園北口駅から歩いて3分、高松観光の定番、栗林公園から1日が始まります。16世紀後半、地元の豪族・佐藤氏の庭園を起源とし、寛永8年(1631)ごろから、生駒家の家臣・西嶋八兵衛による治水工事を経て庭園の基礎が築かれました。寛永19年(1642)、高松藩の初代藩主・松平頼重に引き継がれ、延享2年(1745)、5代藩主・頼恭の代に、およそ100年の歳月をかけて完成したと伝えられています。紫雲山を借景に、6つの池と13の築山を巧みに配した回遊式庭園で、明治8年(1875)には県立公園として一般公開され、昭和28年(1953)には特別名勝に指定されました。四国で唯一の特別名勝とされ、面積はおよそ75haと、文化財庭園としては国内最大級の広さを誇るといわれています。四季折々に表情を変える松や池、築山の景色を眺めながら、大名庭園の粋をゆっくりと散策しましょう。見学を終えたら、電車で高松城跡・玉藻公園へ向かいましょう。
栗林公園から電車で15分ほど、次に訪れるのは高松城跡・玉藻公園です。天正16年(1588)、讃岐の領主となった生駒親正(いこまちかまさ)によって築かれた城で、瀬戸内海の海水を堀に引き込んだ、日本三大水城の一つとされています。江戸時代には松平家の居城となり、明治になって天守は取り壊されましたが、月見櫓・水手御門・艮櫓など、国の重要文化財に指定された建物が今も残っています。かつて海に面していた水手御門から、城と海との関わりを感じながら、園内をゆっくり散策しましょう。見学を終えたら、歩いて丸亀町商店街へ向かいましょう。
高松城跡から歩いて7分ほど、お昼は丸亀町商店街で、讃岐うどんをいただきましょう。高松城の城下町にルーツを持つ、アーケードに覆われた商店街で、讃岐うどんの店をはじめ、さまざまな飲食店や店舗が軒を連ねています。食事のあとは、アーケードを散策してみるのもおすすめです。お腹を満たしたら、バスで四国村ミウゼアムへ向かいましょう。
丸亀町商店街からバスで40分ほど、次に訪れるのは四国村ミウゼアムです。四国各地から移築復原された、33棟の古民家や米蔵、醤油醸造所などが建ち並ぶ野外博物館です。徳島・祖谷のかずら橋を再現した吊り橋も見どころの一つですが、歩くとよく揺れるため、綱をしっかり握ってゆっくり渡りましょう。敷地内には、建築家・安藤忠雄氏が設計した四国村ギャラリーもあり、四国の暮らしの歴史とあわせて美術品も楽しめます。昔ながらの建物を見学しながら、ゆっくりと散策しましょう。見学を終えたら、バスで屋島寺へ向かいましょう。
四国村ミウゼアムからバスで10分ほど、次に訪れるのは屋島寺です。四国八十八ヶ所霊場の84番札所で、天平勝宝6年(754)、唐から渡来した僧・鑑真(がんじん)によって創建されたと伝えられています。後に弘法大師(空海)がこの地を訪れ、本尊を安置して霊場として定めたとされています。本堂は国の重要文化財に指定されており、源平合戦の舞台となった屋島の歴史とともに、多くの参拝者や遍路の人々が訪れています。静かに、敬意をもって参拝しましょう。見学を終えたら、歩いて源平屋島古戦場展望台へ向かいましょう。
屋島寺から歩いて15分ほど、旅の最後に訪れるのは源平屋島古戦場展望台です。寿永4年(1185)、源氏と平家が争った屋島の戦いの舞台となった海を見下ろす展望台で、那須与一が扇の的を射たと伝えられる古戦場を一望できます。崖の上に位置するため、手すりの外へは出ず、足元に気をつけましょう。眼下に広がる瀬戸内海の景色とともに、合戦の歴史に思いを巡らせてみましょう。展望台からの眺めをゆっくり楽しんだら、バスで高松駅へ戻り、栗林公園から始まった高松観光の旅を締めくくりましょう。

香川県・高松3泊4日
香川県・琴平日帰り
香川県・琴平1泊2日
香川県・琴平日帰り