野口英世記念館と磐梯山噴火記念館、猪苗代の偉人と自然史1泊2日


猪苗代駅に10時35分ごろ着いたら、タクシーで約10分です。タクシーは前もって予約しておくと安心です。世界的な細菌学者・野口英世の生家を保存・公開する記念館です。幼名を清作といった英世は、1歳のときに囲炉裏に落ちて左手に大やけどを負い、指が開かなくなりましたが、16歳で受けた手術で指が動くようになったことに心を動かされ、医学の道を志したと伝えられています。生家には、やけどを負ったその囲炉裏が今も残ります。館内では、アメリカのロックフェラー医学研究所での研究や、黄熱病の研究のため向かった西アフリカのガーナで自らもその病に倒れるまでの歩みを、資料や自筆の手紙でたどれます。見学を終えたら、タクシーでおよそ9分の天鏡閣へ向かいましょう。この区間は、タクシーを使うと便利です。
野口英世記念館からタクシーで約9分。湖を見下ろす丘に立つ洋館です。明治41年(1908年)、有栖川宮威仁親王の別邸として建てられ、同じ年に滞在した皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)によって「天鏡閣」と名づけられました。八角形の塔屋や正面の車寄せをもつ優雅な建物で、国の重要文化財に指定されています。窓の外には猪苗代湖が広がります。
天鏡閣から歩いて約8分、猪苗代湖の北西の湖岸に広がる長浜です。湖の向こうに磐梯山を望む眺めが楽しめ、湖畔には食事のできる店もあるので、ここで昼食にしましょう。晴れた日の湖面は空を映して青く輝きます。湖に入るときや岸辺を歩くときは、足元と天気の変化に気をつけましょう。見学を終えたら、タクシーでおよそ13分の亀ヶ城公園へ向かいましょう。この区間は、タクシーを使うと便利です。
長浜からタクシーで約13分。鎌倉時代のはじめ、建久2年(1191年)にこの地を治めた猪苗代経連が築いたと伝わる猪苗代城の跡を整えた公園です。猪苗代氏代々の居城でしたが、戊辰戦争で建物は焼け落ち、今は石垣や土塁がその面影を伝えています。城跡は福島県の史跡に指定され、春には桜の名所としてにぎわいます。
亀ヶ城公園から北へ歩いて約15分。会津藩の初代藩主・保科正之をまつる神社です。2代将軍徳川秀忠の子として生まれ、会津藩の礎を築いた正之は、磐梯山のふもとのこの地に葬られ、延宝3年(1675年)、その墓所に神社が造営されました。境内は、秋には紅葉が美しいことでも知られます。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
土津神社から町なかへ歩いて約15分。およそ140年前に建てられた酒蔵「十八間蔵」を改修して、2014年に生まれた小さな美術館です。蔵の空間で、さまざまな人の表現にふれる展覧会が開かれています。展示の入れ替えの期間や休館日があるので、公式の案内で確かめてから訪れましょう。今夜は猪苗代の宿へ。

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