しおりえ

松島の夕景と瑞巌寺の紅葉、じっくり味わう1泊2日の旅

しおりえ編集部
さんの投稿・2026/09/24 公開・更新日: 2026年11月2日
松島の夕景と瑞巌寺の紅葉、じっくり味わう1泊2日の旅
写真: 663highland / CC BY-SA 4.0 (出典)
このしおりを使う
旅先でチェックイン 使い方
コピーしてアレンジ自分用に日程を直す 使い方
紙のしおりにする 使い方
旅程サマリ
定番スポットに加え、夕暮れどきの松島湾の絶景や、紅葉に彩られた瑞巌寺の参道まで。じっくり型の松島1泊2日プランです。
Day1瑞巌寺 → 円通院 → 観瀾亭 → 五大堂 → 福浦島 → 雄島
Day2松島湾遊覧船 → 鹽竈神社 → 志波彦神社鹽竈神社博物館 → 旧亀井邸 → 御釜神社 → 塩竈市杉村惇美術館 → 塩釜水産物仲卸市場 → 桂島
訪問スポット数: 14箇所総移動時間: 約2時間8分主な移動手段: 徒歩・その他・バス
1
10:45
瑞巌寺
写真: 663highland / CC BY-SA 4.0 (出典)
瑞巌寺
滞在 約90分

旅の始まりは、JR松島海岸駅に10時37分ごろ着いたら、歩いて8分ほどの瑞巌寺です。天長5年(828)、比叡山の高僧・慈覚大師円仁が開いたと伝えられる古刹で、鎌倉時代には臨済宗の寺「円福寺」として生まれ変わりました。戦国時代には一時衰えていましたが、関ヶ原の戦いのあと仙台に居を定めた伊達政宗公が復興に力を注ぎ、紀州熊野から用材を取り寄せ、畿内から名工130人を招いて、5年の歳月をかけて造り直したのだそうです。慶長14年(1609)に工事が完成した際、「瑞巌寺」という今の名に改められました。かつては参道を包んでいた杉並木がありましたが、東日本大震災の津波による塩害で枯れてしまい、惜しまれながら伐採されています。政宗公が心血を注いで再興した禅寺の本堂・庫裡はともに国宝に指定され、伊達家ゆかりの美意識を今に伝えています。今も修行と法要が営まれる禅寺ですので、境内・堂内では静かに、敬意をもって拝観しましょう。参拝を終えたら、続いては、すぐそばの円通院へ向かいましょう。

住所: 宮城郡松島町松島字町内91
徒歩約2分
2
12:17
円通院
滞在 約65分

瑞巌寺の参道からすぐ、円通院に着きます。瑞巌寺を再興した伊達政宗公の嫡孫、光宗公の霊廟として建てられた寺で、正保4年(1647)、瑞巌寺第100世・洞水和尚により開山されました。霊廟「三慧殿」には、馬に乗った光宗公の像が納められていると伝えられています。境内には趣の異なる4つの庭園があり、四季を通じて表情を変える庭を楽しめます。夏にはバラが、この時期には紅葉が庭を彩ります。政宗公ゆかりの寺で、静かに、敬意をもって過ごしてみましょう。この後は、歩いておよそ7分、観瀾亭へ向かいましょう。

徒歩約7分
3
13:29
観瀾亭
滞在 約45分

円通院から歩いておよそ7分、観瀾亭に着きます。もとは豊臣秀吉の伏見桃山城にあった茶室を、伊達政宗公が譲り受けて江戸の藩邸に移し、二代藩主・忠宗公が「一木一石も変えぬように」と命じて、海路はるばる松島まで運ばせたと伝えられる建物です。床の間の襖絵や壁画は、仙台藩の絵師・佐久間修理による極彩色の作で、国の重要文化財に指定されています。「御座の間」の隣室では抹茶をいただくこともでき、松島湾を望みながらひと息つくのにぴったりの場所です。隣接する松島博物館では、伊達家ゆかりの品々や武具、書画なども見学できます。松島には食事処も多いので、このあたりで昼食をとりましょう。この後は、歩いておよそ9分、松島のシンボル・五大堂へ向かいましょう。

徒歩約9分
4
14:23
五大堂
写真: 京浜にけ / CC BY-SA 3.0 (出典)
五大堂
滞在 約35分

観瀾亭から歩いておよそ9分、五大堂に着きます。大同2年(807)、坂上田村麻呂が東北平定の折にこの島へ毘沙門堂を建てたのが始まりと伝えられ、のちに慈覚大師円仁がこの地に延福寺(瑞巌寺の前身)を開いた際、五大明王像を安置したことから「五大堂」と呼ばれるようになったのだそうです。現在の御堂は伊達政宗公が慶長9年(1604)に桃山様式で再建したもので、東北地方に現存する桃山建築としては最古とされ、松島のシンボルとして親しまれています。御堂へ渡る「すかし橋」は、橋げたの隙間から下の海が見えるように造られており、参拝する人の気を引き締めるためとも伝えられています。今も五大明王をまつる祈りの場ですので、御堂の前では静かに、敬意をもってお参りしましょう。足元に気をつけながら朱塗りのすかし橋を渡り、軒下の蟇股に施された十二支の彫刻もあわせて眺めてみましょう。この後は、歩いておよそ6分、福浦島へ向かいましょう。

住所: 宮城郡松島町松島字町内111
徒歩約6分
5
15:04
福浦島
滞在 約50分

五大堂から歩いておよそ6分、福浦島の入り口、福浦橋のたもとに着きます。全長252メートルの朱塗りの福浦橋を渡った先に浮かぶ、県立自然公園に指定された島です。アカマツやスギ、モミなどの木々が茂る島内には、弁天堂や見晴台、あずまやが点在し、四季折々の草花や松島湾の景色を眺めながら散策が楽しめます。橋を渡りきったところで願い事をすると叶うとも言われ、「出会い橋」の名でも親しまれています。海を渡る心地よい風を感じながら、島内をゆっくりと巡ってみましょう。この後は、歩いておよそ10分、雄島へ向かいましょう。

徒歩約10分
6
16:04
雄島
滞在 約55分

福浦島から歩いておよそ10分、雄島の入り口、渡月橋のたもとに着きます。松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅で、松島で最初に訪れた地として記したと伝えられる島です。中世には「奥州の高野」とも呼ばれる祈りの地で、見仏上人や頼賢、雲居国師といった名僧たちが、この島にこもって修行に励んだと伝えられています。朱色の渡月橋は、かつて僧が俗世との縁を断って島に入ったことから「悪縁を断つ橋」とも呼ばれています。島には50ほどの岩窟が点在し、当時彫られたとされる仏像や、供養のための五輪塔が今も苔むした岩肌に残されています。静かに、敬意をもって島内を巡ってみましょう。夕方には、島々の間をわたる穏やかな光に松島湾がやわらかく染まる眺めが楽しめる、ともいわれています。宿に向かう前後に、もう一度湾を眺めましょう。今日はここで、松島の一日を締めくくりましょう。

松島のほかのしおり
もっと見る >
あなたの旅も、しおりにしませんか?
行ってよかった場所や回り方を、次に旅する誰かの参考に。登録は無料です。
しおりを作ってみる
コメント (0)