首里城と国際通り、沖縄の魅力ぎゅっと詰め込みプラン

世界遺産・首里城跡を含む首里城公園です。14世紀ごろに築かれたと伝えられ、およそ450年にわたり琉球王国の政治・外交・文化の中心地として栄えました。中国と日本、双方の様式を取り入れた赤瓦の建築が特徴で、守礼門をくぐり、いくつもの城門を抜けて正殿へと向かいます。正殿は2019年の火災で焼失しましたが、復元工事が進められており、2026年11月23日に一般公開が予定されています(内部の観覧には事前予約が必要です)。最新の状況は公式サイトで確かめましょう。首里駅まで歩き、ゆいレールで国際通りへ向かいましょう。

ゆいレール県庁前駅から徒歩約2分のところにある、沖縄観光の中心となる通りです。この名前は、戦後にできた「アーニーパイル国際劇場」という映画館に由来するとされ、アーニー・パイルは沖縄戦を含めて従軍取材したアメリカ人記者の名前です。1948年、米軍統治下でこの劇場が開館したことで、通りの名として定着したと伝わります。戦争で焼け野原になった一帯が短期間で商店街として発展したことから、「奇跡の1マイル」とも呼ばれています(「1マイル」は通りのおよその長さにちなみます)。お土産店や飲食店が並ぶ通りです。
那覇市が運営する公設市場で、2023年に新しい建物でリニューアルオープンしました。1階の鮮魚店や精肉店で買った食材を、2階の食堂で調理してもらえる「持ち上げ」と呼ばれる仕組みがあり、沖縄ならではの食材を使った食事を楽しめます。2階には食堂のほか、スイーツなどを扱う店もあります。

崇元寺石門です。正式には「旧崇元寺第一門及び石牆(せきしょう)」といい、1972年に国の重要文化財に指定されました。戦前は国宝に指定されていたほどの由緒ある建造物です。崇元寺は歴代の琉球国王の位牌を祀る国廟で、中国からやってきた冊封使(さっぽうし)が首里城に入る前にまずこの寺に立ち寄り、先王の霊を祀る儀式を行っていたと伝えられています。目の前の三連アーチの石門と、そこから延びる石垣は琉球石灰岩で造られていて、門と石牆を組み合わせた遺構としては他に類を見ないとされています。沖縄戦で大きな被害を受けましたが、1952年に在琉米軍や地元の人々の寄付によって修復されました。静かに、敬意をもってめぐりましょう。
識名園です。1799年頃に完成した、琉球王家最大の別邸と伝えられています。国王一家が保養に訪れたり、中国からやってきた冊封使をはじめとする外国からの使臣をもてなしたりする場として使われました。園内の中心にあるのは「心」の字をくずした形に池を配した「心字池」で、この池を巡りながら景色を楽しむ廻遊式庭園になっています。池に浮かぶ小島に中国風のあずまや、六角堂を配するなど、随所に琉球独自の工夫が凝らされています。沖縄戦で大きな被害を受けましたが、1975年から1996年にかけて復元整備が行われ、今見られる建物や庭園はその復元によるものです。2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産として世界遺産に登録されました。見学を終えたら、帰路につきましょう。

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