清水寺から祇園へ、着物で歩く京都さんぽプラン


この旅は歩きでめぐります。着物で歩くときは、坂道や石段で、裾と足元に気をつけましょう。京都駅から市バスで五条坂へ行き、歩いて約10分の清水寺へ。宝亀9年(778年)の開山と伝わる寺で、「清水の舞台」で知られる本堂は国宝です。今の主な堂塔は、寛永10年(1633年)に徳川家光が再建したもので、舞台は、長さ約12mのケヤキの柱を組み合わせて、崖の上に張り出しています。「古都京都の文化財」のひとつとして、世界遺産に登録されています。舞台の上では、手すりから身を乗り出さないようにしましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
清水寺の門前から坂を下って、産寧坂(三年坂)へ。清水寺などの社寺への古くからの参詣路で、石段や折れ曲がった石畳の坂に沿って、江戸時代の終わりから大正時代にかけて建てられた町家が並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。石段では足元に気をつけましょう。今も人が暮らす町並みです。家の敷地に入ったり、住民の方を撮ったりしないようにしましょう。

塔のすぐ下の八坂庚申堂へ。平安時代に浄蔵貴所が開いたと伝えられるお堂です。境内に色とりどりに並ぶ「くくり猿」は、欲のままに動く猿の手足をくくった姿で、わがままな自分の心を戒めるお守りとされています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。

八坂通を西へ歩いて、建仁寺へ。建仁2年(1202年)、栄西を開山、源頼家を開基として開かれた、京都最古の禅寺とされる寺です。慶長4年(1599年)に移された方丈や、○・△・□の3つの形で地・水・火を表すともいわれる「〇△□乃庭」、どこから見ても正面となる中庭「潮音庭」などを見学できます。撮影できる場所や決まりは、お寺の案内に従いましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
建仁寺の北の門から、花見小路通を北へ歩いて、四条通へ。祇園の石畳の通りで、このあたりで昼食にしましょう。祇園には、私道での撮影が禁じられているところがあります。舞妓さんや芸妓さんを呼び止めたり、追いかけて撮ったりしないようにしましょう。
四条通の北、白川のほとりの祇園新橋へ。祇園社の門前町として始まった祇園のなかでも、江戸時代の終わりから明治時代のはじめにかけて茶屋町として栄えた地区で、茶屋造りの町家が、白川の流れや石畳、桜並木とともに残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。川辺では足元に気をつけましょう。今も人が暮らす町並みです。家の敷地に入ったり、住民の方を撮ったりしないようにしましょう。
白川から東へ歩いて、四条通の東の端の八坂神社へ。「祇園さん」と呼ばれて親しまれる神社で、承応3年(1654年)に徳川家綱が再建した本殿は、祇園造と呼ばれる独特の造りで、国宝です。貞観11年(869年)に疫病がはやったとき、この神社の神に祈ったのが、祇園祭の始まりと伝わります。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
八坂神社の境内を抜けて、東どなりの円山公園へ。明治19年(1886年)に開かれた、京都市でもっとも古い公園とされます。園内のしだれ桜(一重白彼岸枝垂桜)は、昭和24年に植えられた2代目です。清水寺から祇園へ、着物で歩く東山の旅を、ここで締めくくりましょう。帰りは、祇園のバス停から市バスで京都駅へ。

京都府日帰り
京都府・伏見・宇治1泊2日
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